顧客グループで意図しない顧客が抽出されてしまいます。
顧客グループは、複数の顧客セグメントをAND、OR、NOTで組み合わせます。
この組み合わせは、上にある顧客セグメントから順に評価されます。
特に注意していただきたいのが、ORです。
ORは最後に持ってくると予期せぬターゲットを抽出されることが多いです。
(例)メルマガ購読会員のうち、商品Xまたは商品Yをお気に入りに追加している顧客を抽出する場合
- A: メルマガ購読会員
- B: 商品Xをお気に入りに追加している会員
- C: 商品Yをお気に入りに追加している会員
3つのセグメント条件を、上記のA、B、Cとし、A and B or Cとすると、
A and B or C
= (A and B) or C
となります。
これは、(メルマガ購読会員かつ、商品Xをお気に入りに追加している会員)または(商品Yをお気に入りに追加している会員)となり、商品Yをお気に入りに追加している会員はメルマガ購読会員でなくても抽出されてしまいます。
今回の場合、正しくするには以下のようにする必要があります。
B or C and A
= (B or C) and A
これで、(商品Xをお気に入りに追加している会員または、商品Yをお気に入りに追加している会員)かつ(メルマガ購読会員)となり、目的のターゲットを抽出できます。