BIMI設定について
目次
BIMI設定とは?
BIMIは、「Brand Indicators for Message Identification」の略で、BIMIに対応したメーラーの受信トレイにブランドロゴを表示できる仕組みです。
BIMIが適用されると、正規の送信者から送信されたメールであることが視覚的に分かるようになり、信頼度向上に繋がります。
BIMIを使用して、EC Intelligence(ECI)から配信されたメールに対して、ブランドロゴを表示させることは可能ですが、ご利用者さまにてご対応いただく必要がございます。
※ECIからのメール配信において、BIMI設定は必須ではございません。
設定に関しては、下記のIETFガイダンスをご覧ください。
https://datatracker.ietf.org/doc/draft-brotman-ietf-bimi-guidance/
※2025/02/26現在、上記ガイダンスはドラフト版となっており、今後内容が変わる可能性がございます。常に最新の資料をご確認いただくよう、お願いいたします。
以下、ご対応内容を記載いたします。
1. ロゴのSVGファイルの作成
ロゴのSVGファイルを作成してください。
ロゴSVGの画像サイズやファイルサイズ等の詳細な要件は、下記のIETFガイダンス「8. Logo Designers」をご覧ください。
https://datatracker.ietf.org/doc/draft-brotman-ietf-bimi-guidance/
参考までに、Google社ではGmailでロゴを表示するためのSVGファイルの要件が下記に定義されておりますので、Gmailでロゴを表示されたい場合はこちらもご確認ください。
https://support.google.com/a/answer/10911320?hl=ja#bimi-svg
2. VMCの発行、取得
CA(認証局)に、ロゴのVMC(認証マーク証明書)の発行を依頼し、証明書ファイル(PEMファイル)を取得してください。
証明書発行の詳細について、下記の発行機関のページをご覧ください。
3. ロゴSVG、VMCの公開
1で作成したSVGファイル、2で取得したPEMファイルを、公開Webサーバ(httpsでアクセスできるサーバ)へアップロードしてください。
4. BIMIレコード追加
FromドメインのDNSサーバに、下記のようなBIMIのTXTレコードを追加してください。
※下記では、TXTの後ろの「v=」で始まる部分から末尾までに折り返しがございますが、実際に設定する際は改行を含めず1行で記載してください。
default._bimi.<差出人Fromアドレスのドメイン> TXT "v=BIMI1; l=https://.../ロゴ画像ファイル名.svg; a=https://.../証明書ファイル名.pem"
(例)Fromドメインが example.com 、ロゴ(example.svg)、証明書(example.pem)を test.test へアップロードした場合
default._bimi.example.com TXT "v=BIMI1; l=https://test.test/example.svg; a=https://test.test/example.pem"
※l=https://…/ロゴ画像ファイル名.svg だけでも、メーラーによってはロゴ画像が表示されます(Gmailでは、こちらの指定だけですとロゴ画像が表示されません)。
※a=https://…/証明書ファイル名.pem も記述することで、より多くのメールクライアントでロゴ画像が表示されます(Gmailでは、こちらで正しい証明書を指定しないとロゴ画像が表示されません)。
5. DMARCレコード修正
DMARCレコードのポリシー(p=の値)を「reject(拒否する)」か「quarantine(隔離する)」へ変更する必要があります。
※ポリシーが「none(何もしない)」であればBIMIは使用できず、ロゴは表示されません。
※ポリシーをいきなり「reject」や「quarantine」に変更すると、従来は届いていた正規のメールも拒否や隔離されてしまい、届かなくなるおそれがありますので、事前に「none」でしばらく運用し、DMARCレポートで自社の送信メールが認証に失敗していないか確認した上で切り替えていただくことを推奨いたします。
ポリシー変更により、メールが受信者へ届かなくなった場合でも、弊社では責任を負いかねますので、予めご了承願います。
6. SPFレコード修正(推奨)
SPFレコードの末尾が「~all」(チルダall)になっている場合、「-all」(ハイフンall)へ変更することが推奨されています。
「-all」へ変更すると、ECI以外のメール配信サービスでも同一Fromドメインを利用して配信している場合、ECI以外のメール配信サービスに関するSPFレコードが不適切だと、そのメール配信サービスだけでなくECIから配信するメールも受信者へ届かなくなります。
「-all」へ変更したことで、ECIやECI以外のメール配信サービスで配信したメールが受信者へ届かなくなった場合でも、弊社では責任を負いかねますので、予めご了承願います。
※「~all」の場合、メーラーによってはBIMIが適用されず、ロゴが表示されない場合がございます。
注意事項
- VMCを申請する際、ロゴSVGデータも送信する必要がありますので、ロゴが変更になると再度申請が必要になります。
- VMCの申請についてのご不明点がございましたら、該当の発行機関へお問い合わせください。
- DNSレコード(BIMI、SPF、DMARC等)の追加や修正は、お客さまのDNSサーバ側の設定となりますので、弊社で詳細な設定方法のご案内ができかねます。
詳細は、お客さまのDNSサーバ管理ご担当者さまへご確認ください。 - BIMIの設定や運用は、お客さまの責任にて運用してください。
誤った設定をしたことによるトラブル等の責任は、弊社では負いかねます。
ただし、DNSレコード設定値の確認やアドバイスは、お問い合わせいただければ実施いたしますので、必要であればお問い合わせください。